医療機関への提案で感じる成果とやりがい。自由で大きい裁量を背景に描く自分らしいキャリア

医療機関への提案で感じる成果とやりがい。自由で大きい裁量を背景に描く自分らしいキャリア

マーケティングセールス本部 首都圏第二支社 営業課(2015年入社)の小林 哲也。 病院をはじめとする医療機関に向け、自動精算機などシステムの営業販売やメンテナンス、リプレースなどを担当しています。大きな裁量を与えられ、自由度が高い環境の中で確かなやりがいを感じていると話す小林。 キャリアを振り返りながら、仕事への想い、アルメックスで働く醍醐味を語ります。

医療機関に向けて、自動精算機などシステムの営業販売を担当

私が所属しているマーケティングセールス本部では、主に病院やホテルに対して、自動精算機などのシステムの営業販売やメンテナンスを行っています。中でも、首都圏第二支社の営業課では、東京23区と埼玉県、千葉県を含むエリアをカバーしています。


2024年2月現在、私が担当するのは、埼玉県の病院やクリニックなど約60件の医療機関です。現在は、2年目の後輩、中途入社のメンバーとの3名体制で、既存のユーザーへのリプレースのほか、新規顧客の開拓に向けた提案活動などを行っています。代理店や当社の自動精算機と連携する電子カルテメーカーなどと打ち合わせし、機器を納入するケースもあります。


首都圏第二支社の現在のミッションは二つあります。一つ目は、機器のリプレースを進めることです。自動精算機は5〜7年ほどで入れ替えが必要になるため、該当するお客さまに対して適切な対応が求められます。


二つ目は、2024年7月から始まる新紙幣の発行に備え、確実に対応できるよう自動精算機をバージョンアップすること。新紙幣に対応していない機器を使用されているお客さまに対して、迅速にリプレースを進めていくことも、私たちの重要な役割です。


これらのミッションを遂行するにあたって私が大切にしているのは、お客さまやチームのメンバー、会社などに対して、常に誠実であること。仮に失敗したとしても、決して取り繕ったり隠そうとしたりせず、正直にありのまま伝えることを、心がけています。

お客さまと長くお付き合いができる仕事を求めて、アルメックスへ

私は、高校まではサッカー、大学ではフィールドホッケーと、長くスポーツを続けてきました。就職活動を始めた当初、スポーツ用品メーカーやジムなどスポーツに関わる仕事に就きたいと考えていたのはそのためです。


しかし、就職活動を進める中で、スポーツをしていてケガを負ったときなどにかかる病院という環境にも興味を持つようになりました。ちょうどそのタイミングで見つけたのが、当社の採用記事でした。病院への精算機導入や業務改善に取り組んでいる企業だと知って強く惹かれたのを覚えています。


一方で、お客さまに製品を売って終わりではなく、製品やサービスの販売後もお客さまと長くお付き合いができる仕事がしたいとも考えていました。金額規模の大きい製品を取り扱っている当社でなら、きっとその両方が実現できるはずと考え、当社への入社を決意しました。


入社後は、先輩のOJTを受けながら仕事を覚えていきます。私は最初、東京エリアの先輩についていましたが、1年目の夏ごろから埼玉県を担当する先輩と共にお客さま先を回るように。入社2年目から埼玉県を単独で担当するようになり、現在に至っています。


営業にはひとつとして同じ仕事がなく、毎日が新しい挑戦の連続です。それぞれお客さまの状況やご要望にあわせて柔軟に対応する必要があるのと、機器のトラブルなどイレギュラーな事態も時に発生します。そのため、埼玉エリアを担当する2年目のメンバーのOJTを担当していたときは、後輩にできるだけ多くの経験をしてもらうことを意識していました。

与えられる裁量が大きく、幅広い仕事を経験できることがやりがいに

「医療機関の入口(受付)から出口(会計)まで」、当社では自動精算機だけでなく、患者さまが受付時に利用する受付機や、診察待ちの表示板など、総合的なシステムソリューションの提案を手がけてきました。病院ごとに必要なシステムのラインナップはさまざまです。各病院にとって最適なシステムの組み合わせを選定し、患者さまのスムーズな動線を実現するための機器配置や運用の提案も行っています。


これまでのキャリアを振り返ってとくに印象に残っているのは、以前、既存ユーザーの病院から、「新棟建設に当たって、導入するシステムを提案してほしい」と相談を受けたときのことです。


複数の競合他社がいる中、新棟の設計図を詳細に分析し、どの機器をどこに配置すべきかを入念に検討して、ふさわしい機器の一覧をわかりやすく整理して提示したところ、最終的に当社の提案が採用され、機器を導入することができました。


導入後の運用が順調に進んでいることから、業務改善に関する追加のご相談もいただきました。現在では些細なことでも気軽にお声がけいただける、とても良好な関係性を築くことができています。


また、お客さまに機器の提案~販売、導入することだけが営業の仕事ではありません。機器にトラブルがあった際、お客さまから連絡を受けて対応することも私たちの大切な役割です。


常に意識してきたのは、スピード感を持って対応することと、お客さまが納得できるようにトラブルの原因について丁寧に説明すること。修理自体はSEが行いますが、修理に関する専門的な内容を噛み砕いてお客さまにわかりやすく伝えるのは営業の仕事です。SEと現場に立ち会った際に不明点や気になる点を積極的に質問し、機器に関する知識の向上に努めています。


そのほか、受注後の社内でのSEの手配や納品スケジュールに関する打ち合わせのセッティング、設置業者や下請け業者の手配、納品当日の立ち合いなど、営業の仕事は多岐にわたります。受注から納入まで3カ月ほど時間がかかりますが、プロジェクト全体のスケジュール管理を担うのも営業の重要な職務です。


困ったことがあれば上司や支店長、支社長に気軽に相談できる風通しの良さもあります。私が所属する首都圏第二支社では営業のミーティングを毎週実施し、各自が成功事例や失敗事例を共有していますが、皆が意見を出し合いながら営業のやり方を日々アップデートできる、とても生産的な環境です。

成果を出せるかどうかは、自分次第。求めるのは、何事にも興味を持って取り組める人

今後は、後進の育成にも注力していくつもりです。私がこれまで現場で学んできたさまざまなことを惜しみなく伝え、一人ひとりが自立して仕事をこなせるよう、後輩の成長を支援していきたいと思っています。


とはいえ私自身、納品日の調整や各種手配において、時にミスしてしまうこともあります。よりスムーズに仕事を進められるよう今後も努力していきたいです。

新しい仲間に期待するのは、仕事と誠実に向き合う姿勢です。また、医療業界やシステム業界では新しい制度や技術が絶えず生まれているため、常に学び続ける意欲も求められます。何事にも好奇心を持ち、熱心に取り組める方に来ていただけたらうれしいです。


逆の言い方をすれば、必要なのはその2点のみかもしれません。その資質を備えてさえいれば、どのような方でも歓迎される環境ともいえます。


営業職というと厳しいノルマがあるという印象を持つ方もいるかもしれませんが、私たちの主なお客さまは病院であり、高額な製品を扱うため、ノルマは「年間、全体でいくら」と設定されています。たとえば、いま私が取り組んでいるプロジェクトは、数年後に成果があらわれるケースがほとんど。そのため、月単位でノルマに追われるようなことはありません。


また、営業に必要な専門知識は、入社してからでも十分に学ぶことが可能です。ITの知識があればもちろん有利ですが、それよりも学生時代は自分の興味を追求し、どんなことにも好奇心を持って挑戦できる力を育んでほしいと思います。


当社には、非常に自由に働ける環境があります。すべては、自分次第です。それが当社で働く最大の魅力だと私は考えています。


※ 取材内容は2024年2月時点のものです

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